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2006年5月15日 (月)

手打ちにしてやった

うどんのことです。

新しい奨学金がスイス銀行の方になかなか振り込まれないので節約生活が続いています。1キロ77円のパスタ各種3袋が終わったので、去年日本に帰国された方からいただいた小麦粉を使ってうどんをつくってみました。
参考にしたのはこのHP
http://e-komugiko.com/ryouri/teutiudonn/teutiudonn.html

土曜日、午前中は仕事のメールとその資料の翻訳で終わり、うどん打ちは午後からスタート。

料理は好きなので色々つくるんですが、うどんは初めて。打ち粉のことをすっかり忘れて小麦粉を全部つかってしまう。仕方なく打ち粉にはブルターニュ産のそば粉を代用。そばなんだかうどんなんだか。

コシをだすには足で踏むのが一番らしいです。ビニールを使って踏むことに。しかし本来なら厚手のビニールでなければならないところ、スーパーの袋を使ったために袋が破けた。そこでGibert Josephというこちらの本屋の厚手のビニール袋を使用。気分的にはアレですが、衛生上は問題なし。しかも厚手だからむしろ適役。30分を越えて40分ほど踏んづけまくったら2時間ほど休ませます。

そのあいだBNF(フランス国立図書館)へ。博士課程の学生にとっては天国のようなこの図書館、地下鉄で3駅のところ、割と近くにあり、ほぼ毎日通ってます。やはりここにくると作業がノるので、結局閉館まで滞在。家に帰った頃には20時のニュースが終わった頃。

セバスチャン(こっちの有名な司会者)の「世界グランドキャバレー」(手品、曲芸、イリュージョンなどのショー番組。月一ぐらい?)をつけっぱなしにしながら伸ばしに入ります。麺棒がないのでこの前帰国したときに弟(福岡在住)から貰った焼酎(薩州赤兎馬)の空き瓶で代用。これも問題なし。テレビではサマンタとシャンタル(フランス版ゴリエ?)のアホトークを見ながら伸ばす伸ばす。

結構薄くのばした生地を二つ折り(あまり大きくないので)に。打ち粉をしてから切りに入り、うどんのようなそばのような麺類が完成。いよいよ茹であげ。熱湯に投入すると即座に麺が透明になるのが解ります。一本とって固さを確認したら取り出して冷水でシメ。よーくしめます。

第一陣はシンプルにザル、生姜と七味を添えて。

初めてなので、正直期待してなかったが、一口たべると想像以上のうまさ。余りにうまくておもわず笑ってしまいました。参考にしたHPでもう市販のうどんは食べれないと書いていた訳が解った。こりゃ違うわ。コシはあるはのどごしはいいわ。

第二陣はぶっかけ。生醤油と生卵で。これもうまい。うますぎ。

日曜のお昼もその残りを頂きました。心無しか一晩おいた方がさらに透明度が増して、コシ、のどごしともに良くなっている気が。しつこいですが、本当においしいです。あと、少量でも実はかなり腹持ちします。

来週は残っているそば粉でそばにチャレンジ。今度は打ち粉をちゃんと残しておかないと。

今回はうどんだかそばだか良く解らないものになりましたが、手打ちうどん是非おためしあれ。(特に財政危機の方。粉モノは貧者の味方。)

近況報告

例のCPE(Contrat premier embauche:「雇用促進法」などと訳されてますが、直訳は「初回雇用契約」)騒乱の時、近所の「プライタ」こと「イタリー広場」は革命広場と化しました。広場中央で瓶等を投げつつ機動隊と小競り合いを続ける一部のアナキスト、それを見守るデモ隊、遠くからは轟音で響く「インターナショナル」。目の前の「出来事」に目を奪われていると、何故が目がシバシバしてきた、、、風で流れて来た催涙ガスにやられました。多分あれは「カプサイシンパワー」。鷹の爪を触った指で目をこすったときと同じ状態になり、家に帰って不覚にも顔を洗ったらさらに燃えるような痛みが。(その瞬間の表情はムンクの叫びをご想像下さい)写真は催涙ガスにやられたカメラクルー。
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ちなみに今回の騒乱と去年の秋の暴動を、アラン・バディウは95年ジュペ法反対運動の延長線上にある「出来事」として捉えています。(ゼミでの発言)

先週は新婚の従兄弟夫婦玄太君とさっちゃんがパリに新婚旅行で遊びにきました。自分自身が久々の観光だったので、観光客気分を満喫。また遊びにきてねー。パリで「〜だしない?」という長野弁を聞くのはかなり新鮮だった。頭からエッフェル塔が生えてます。

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* *

フランス語で英語をフランス人に教え始めました。一応教員免許持ってるんで、日本のだけど。やはり言語的に近いだけあって日本語話者とは違うパターンの間違いがあって面白い。日本語話者では有り得ない間違い(つまりフランス語からの直訳)が。

例 英語で 3 years agoと言うべきところを there are 3 years
(つまりil y a 3 ansの直訳!!)

発音はやはりhが鬼門。

例 inhabitantはヒンハビタントとかヒンアビタントとか。
フランス語にはhの発音がないのでhが出てくると意識しすぎてhを発音すべき音節の前ですでに発音してしまったり、そのせいで発音すべき音節で発音しなかったり。

N船長に聞いていた言語学的現象を直に観察でき、英語英文魂に火がついた。

***

レヴィナスコンンフェランスは、国際哲学コレージュ主催(5日間)のあと高等師範学校(2日間)が終わり一段落。また来週イタリアでありますが、さすがにそれは行けません。今までのノートを纏めてアップする暇もなく、現在はレヴィナスの32年のハイデガー論と同論49年改訂版の異同(結構違う。しかも意味のない異同ではない)を調べつつ、彼のハイデガー理解の検討作業に入っています。

留学してからの成果の発表と日本の博士論文の準備の為、秋に集中してある幾つかの学会での発表を計画してます。発表が許されれば今年10月から11月にかけて帰国する予定。それまでは研究に専念です。


あ、apple birdさんからまわって来たバトン忘れてました。また今度ってことで、、、(いつだよ)。

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