carnet de la guerre
教授と久々の面接。
先日博論の第一章を渡しておいた。一時間くらいの面接。
12:30の待ち合わせ時間に行ったら面接室のドアの前で待っていて、
「ムッシュー、パリの初雪と一緒に来ましたね!」(丁度外では雪が降っていた)
「ええ、田舎の山育ちですから!」
と意味不明な掛け合い。
丁度第一章で扱っている時代が戦前で、哲学者の戦時中手記の事が話題になった。
次の章ではルイ・ラヴェル(メルロ・ポンティの前にコレージュドフランスで
教えていた哲学者)を扱う予定なのだが、教授によると第一次大戦中のラヴェル
の戦争手記には戦争の記述は殆ど見当たらず、神やら存在やら形而上学的なこと
ばかり、完全に自分の世界にいたらしい。やっぱりなーという感も少しする。
今度読んでみよう。
余談でテイヤールド・シャルダンの戦時中書簡も話題に。最近バイト先の
プロダクションからDVDを借りて見たばかりだったのでタイムリーだった。
気分が運命を呼ぶみたいな話しをした。
明日から弟のお招きでリバプール。一応、第一章がかけたので少し気分転換。
木曜の夜には帰ります。
ゴリゴリのテクスト読解だった第一章の訂正を先にしないとならないが、
気分を換えてより歴史的な記述の多い第二章を早く書きたい。年内に終わればなー。
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